こごと・たわごと・ひとりごと

№56 つくしとスギナ

川の土手や原っぱ、庭などにいっぱい繁るスギナ。3~4月頃にニョキニョキと土の中から出てくるつくし。

この2つは見た目は全く異なりますが、実は同じ植物なのです! 「つくし、誰の子、スギナの子」と聞いたことのある人もいるかと思います。

間違えてはいけません。つくしが大きくなってスギナになるという事ではないのです。育つ環境により、スギナが見られたり、つくしが見られたり、両方とも見ることができたりします。つくしは胞子を出し、別の場所に子孫を残す役割をもつ「花」に、スギナは光合成を行い栄養を得る「葉」に例えることができます。

つくしは、春の山菜として楽しめます。茶色の袴を取り、茹でて灰汁を抜き、だしで煮たり佃煮にして・・・スギナは、煎じて飲むと利尿作用があります。

見かけられたら、食べたり、飲んだりして春を感じてみてはいかがですか?

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