家の近くのコンクリートの割れ目から“ど根性大根”ならぬ“ど根性ゲンノショウコ”が
出てきました!
ゲンノショウコは夏になるとかわいい小さい花をつけます。
薬草で下痢を止める効果があり、煎じ時間を変えると便秘にも効果があります。
「現の証拠」の名のとおり、効き目が早く実感できます。
そこで、かわいい花を楽しみに観察を始めました。
ですが、大きくなるにつれ、今までに見たゲンノショウコとは違う事に気がつきました。
葉が赤みを帯び、切込みが深いのです。
調べてみると、それはゲンノショウコと同じフウロソウ科の“アメリカフウロ”という植物でした。
北アメリカ原産の帰化植物で、牧草などに種子が混じって持ち込まれたそうです。
葉は深く切り込みが入り、さらに先端にも切れ込みが入っています。縁や柄や茎が徐々に
紅葉します。その姿もまた良いものです。
こちらも同じような小さなかわいい花をつけます。
薬効はないそうです。煮だすことなく気が付いて良かったです!
“ど根性アメリカフウロ”の花を楽しみたいと思います。
ゲンノショウコ「現の証拠」