こごと・たわごと・ひとりごと

冬(寒さ)を耐え忍ぶ花

「忍冬(にんどう)」という植物をご存知でしょうか?

全国各地の平野や低山地の原野、路肩、川岸などに普通に見られるとてもかわいい植物です。つるが絡んで茂っていき、花は初夏に咲き、とてもイイ香りを放ちます。この植物は、咲いた“白色”の花が次第に“黄色”へと変身するのです。

白や黄色の花が咲き乱れている姿から“金銀花(きんぎんか)”と呼ばれたり、葉が冬でも枯れずに寒さに耐え忍ぶことから“忍冬(にんどう)”と呼ばれたり、また、管状になった花を引き抜き管の細い方を吸うと甘い花の蜜が吸えることから“スイカズラ”と呼ばれるなど、いろいろな名前が付いています。

 

「忍冬」は薬用植物で、煎じて服用することができます。

葉と茎は、神経痛や腰痛に。

花は、風邪の初期の発熱や喉の痛みに効くそうです。

また、葉や茎を布袋に入れて入浴剤として使用すると、肌が整い、湿疹、あせも、神経痛などに良いとされています。

花と蕾を焼酎と氷砂糖で漬けると美味しい忍冬酒にもなります。

 

身近な薬草「忍冬」 探して一度試してみてはいかがですか?

 

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