秋のキノコ採りシーズンが本格化していますね。
キノコは食物繊維、免疫力をたかめるβ-グルカン、疲労回復のビタミンB1、美肌効果のあるB2、肌のターンオーバーを助けたり、口内炎の予防に効くナイアシン、肌や髪を美しくするパントテン酸、特に妊婦さんには必要な葉酸や骨粗鬆症の予防に役立つビタミンDなどなど、摂ってほしい栄養素が豊富です。
今年は夏の気温が高く、その後適度に雨がふることがキノコの大量発生の条件で、この夏は猛暑や台風などの影響で今年は豊作だそうです。
食用キノコが豊作というのは歓迎ですが、毒キノコも同じくして発生します。
キノコ中毒は9~10月が8割を超えます。
この秋もすでに
ヒラタケやシイタケと間違えてツキヨタケ(中毒の5割以上を占めます)
ウラベニホテイシメジと間違えてクサウラベニタケ
タマゴタケと間違えてタマゴタケモドキ
ニセクロハツ (クロハツも猛毒です)
での中毒が発生しています。
実際にニセ~、 ~モドキとあるように非常に見分けにくいものも多くあります。
確実に食用と判断できないキノコは“採らない食べない人にあげない”ようにしましょう。
種類によっては下痢やおう吐、腹痛なの胃腸症状がでたあと一旦おさまり、数日後容体が急変して死に至るケースもあるので覚えておいてください。
中毒症状がでたら、食べ残したキノコを持って医療機関を受診すると毒の特定に役立ちます。