こごと・たわごと・ひとりごと

No.50 食べ物と薬の相互作用!

ある食べ物を摂ると悪い効果が出る薬があるのをご存知ですか?

例えば…

●納豆と抗血栓薬(ワーファリン)・・・納豆菌が作るビタミンKがワーファリンの効果を弱めてしまい、血栓ができるのを防ぐことができなくなります。

●グレープフルーツジュースと一部の抗生剤や高血圧薬など・・・代謝されにくくなる為、効果が強く現れ、中毒症状などが起こりやすくなります。

●牛乳と骨粗鬆症薬・・・牛乳に含まれるカルシウムとくっつき、効果を弱めてしまいます。

●アボカドと抗うつ薬・・・服用中に多量に食べると、アボカドに含まれる「チラミン」によって、頭痛や血圧が上がったりするのです。

●お酒と頭痛薬・睡眠薬・・・血液の循環が良くなるため、効果が強く現れてしまします。(付き合い等でお酒を飲む場合は、時間を可能な限りずらすようにしてください。)

●炭酸飲料と鎮痛薬・・・消化管内のPHを変動させるため、アスピリンの吸収を遅らせてしまいます。(炭酸飲料の中でも特に酸が強いのはコーラです。)

これらはほんの一部です。

自分の飲んでいる薬はそういった食べ物があるのかどうかを知り、悪い効果が出ないように心がけて下さい。

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